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作成者別アーカイブ: 林 隆
設計事務所の一週間を振り返って(林建築設計室、長野県)
【今週のコラム541 林 隆】 まだまだ暑い日が続いていますね。お盆ウィークを終えて最初の一週間は、平日も週末もいろいろな打合せをさせていただきました。 8月20日(月) 朝:事務所内のミーティング、毎週月曜の朝は各プロジェクトの進行状況や課題について確認をしています。JIA優秀建築選2012に応募する資料を作成して夕方郵送、挑戦が続きます。 21日(火) 午前:建築主Hさんと実施設計の打合せ。午後:「流れを生むリノベーション」工事現場で施主さん・現場監督さんと打合せ。木工事が終盤をむかえ、竣工引き渡しまでのスケジュールが確定しました。夕方:散髪。夜:オープンデスクで事務所へ来ていた学生のTさんが挨拶に来てくれる。 22日(水)午前:ソーシャルメディアコンサルの篠原さんとskypeで打合せ。9月15日に事務所で勉強会を開催し、篠原さんが講演をしてくれます。夜:内科医院の建築主Kさんと実施設計の打合せ。 23日(木)朝:工務店のOさんと打合せ。設備設計のNさんと打合せ。午後:以前お世話になったMサん宅へ訪問。その後建築主Hさんと実施設計の打合せ、14時から21時まで気合いでぶっ通し。 24日(金)夜:建築主Mさんと実施設計の打合せ、決め事がほぼ終了した状況です。いつもお仕事の後、事務所まで来ていただきましてありがとうございます。 25日(土)午前:長野市の建築主Kサん宅へ訪問して打合せ、はじめて敷地を見せていただきました。静かな住宅地、採光確保とプライバシーも守り方の両立を目指します。その後善光寺へ寄って参拝、「いい設計ができますように!」午後:「長い切妻の家(千曲市)」の一年点検で工務店さんと共に訪問し、久しぶりに施主さんとお会いしました。 26日(日)午前:「らせんの家(松本市)」の一年点検で工務店さんと共に訪問。午後:相談のKサんと面談、箕輪町で新しい仕事が始まります。設計監理のご依頼をいただきましてありがとうございます。夕方:以前お世話になったGサん宅へ訪問、2階屋外テラスの西日対策について相談をさせていただく。ガレージには変わらず赤いFerrariがいました。
オープンハウスのご案内「流れを生むリノベーション」(9/22、長野県池田町)
建築主さんのご厚意により、竣工直前の住宅をご覧になっていただくことができます。 【日時】 2012年9月22日(土、秋分の日)10:00~17:00 【場所】 長野県 北曇野郡 池田町 参加申し込みをされた方には、詳しい場所をお知らせします。 【お申し込み、お問い合わせ】 林建築設計室(http://www.h-a.jp)へ、希望される時間帯と共にご連絡ください。 A 10:00〜12:00 B 13:00〜15:00 C 15:00〜17:00 MAIL:hayashi@h-a.jp(担当:林) TEL:0263-85-2117 【建物】 「流れを生むリノベーション」 築20年の住宅の、間取り変更を伴うリノベーションです。現在の暮らしと家族構成に対応する空間へと蘇りました。 ・シンプルで明快な「動線」 ・住み継いでいく「時間」 ・日々の生活を楽しむ「音楽」 ・季節を感じる心地よい「風」 空間を再構成することにより、新たな「流れ」が生まれました。 【Facebookイベントページ】 https://www.facebook.com/events/418056048231829/
「はすに向く家(諏訪市)」上棟(林建築設計室、長野県)
【今週のコラム540 林 隆】 方位に対して、そして敷地形状に対して、斜め(はす)に向いて構える住宅。8月17日に上棟式を行いました。 ①南西方向の眺望の良さと、②家の中央(1・2階の同じ位置)に貫く斜めの壁。このふたつの軸線が一致する、とてもシンプルな空間構成になっています。 建物の骨組みが組み上がったこの時は、内部空間を歩いてみることにより、設計の段階で意図したことを体感しながら確認する事ができる瞬間でもあります。まずは主要な部屋からの眺望、そして空間の広さや高さ、窓の位置や大きさ、視線の抜け方など。 2階は、屋根の構造体がそのまま天井の意匠として表現されます。施主さんご家族、工事関係者、設計事務所が集まり、工事の安全を祈願しました。11月末の竣工が楽しみです。
13日〜16日までお休みをいただきます。(林建築設計室、長野県)
久しぶりの投稿になってしまいました。11日に建築主Mさんと設計打合せをしたのですが、その時「ブログを毎日見ていますよ。」と嬉しいお言葉をいただきました。もう少し更新をしないといけませんね。 林建築設計室のホームページ内にあります、「計画中・工事中」のページを更新しました。 http://www.h-a.jp/keikakutyuu.htm 現在事務所では、今秋着工する建築の設計が終盤を迎えています。そして来春着工、来秋着工の建築の設計も並行して取り組ませていただいています。 8月13日(月)〜16日(木)までお盆休みをいただきます。よろしくお願いいたします。
カテゴリー: お知らせ・掲載誌情報, 日々の活動・建築・風景
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「はすに向く家」の建て方(林建築設計室、長野県)
工事中の住宅「はすに向く家」の、建て方がはじまりました。現場は長野県諏訪市です。 南西面の外観。ほぼ2日間で主要な構造体は組み上がりました。 外部足場から、屋根の構造体を見下ろしたところ。 2階のリビングになる場所。天井は構造体が現しになります。 室内を貫く斜め壁に対して、化粧梁がかかっています。
小学生が建築模型を作った(林建築設計室、長野県)
先週の土曜日、事務所で建築主さんと住宅設計の打合せをしました。その途中で、小学生の娘さん二人から「家の模型を作りたいー」と。 早速、実務で使っている材料や道具を用意して、カッターの使い方だけを伝え、『あとは自由にどうぞ」。 ところがですねー、どんどんでき上がっていくではありませんか。シンプルな長方形の平面形、切り妻の屋根、窓、ドアとレバーハンドル、デッキや玄関アプローチの外構、植栽、という具合に楽しそうな模型が、あっという間に完成しました。 参考模型を見ただけで、図面も何もない状態から、いきなりスチレンボードをカッターで切りはじめ、感覚を頼りにまとめてしまう。もともと工作が好き、とはいえ立体的に組み立てていくスケール感と柔軟な発想には驚きました。建築主のNさん、楽しい時間をありがとうございました。
さようなら Alfa Romeo
8月最初の日曜日、今日も暑い一日でしたね。久しぶりにオフでしたので炎天下のドライブとなりました。実は、Alfa Romeo Spiderとお別れをすることになり、今日が最後のランだったのです。 さりげないデザインはピニンファリーナの手腕によるもので、1996年に誕生し、27年間にわたって生産されたクルマでした。これはシリーズ4、1993年型のファイナルでした。購入するまでには何年もかけて中古車をさがしたのですが、古さを感じさせないデザインと機能性の融合という点ではなかなかのものでした。 たくさんの思い出をありがとう。購入した東京のお店へ戻っていきます。まだまだ現役でがんばってほしいものです。 突然、プライベートな訳のわからない話で失礼しました。
学生さんの職場体験(林建築設計室、長野県)
【今週のコラム539 林 隆)】 この暑さと深夜のオリンピック観戦で少々バテ気味の毎日ですが、あっという間に金曜日が終わろうとしています。今は23:30、事務所でこのブログを書いています。 今週は、施主さんとの設計打合せ2回、現場での打合せ2回、「信州ソーシャルメディア研究会」の第2回勉強会、そして私用で一日お休みをいただきました。また新しいご縁があり、長野市内での仕事がスタートすることになりました。敷地を見せていただく日が楽しみです。 建築の学生のTさん、オープンデスク終了しました。いつものようにバタバタの毎日でしたが、実務の現場を体験してもらいました。住宅建築展の準備、事務所内では模型づくりや実施設計図の観察、そして工事中の現場へ行ったりと、かなりハードだったと思います。お疲れさまでした。 私の事務所は住宅を中心に小規模建築の設計に携わっていますが、建築・まち・環境と広い視点をもって、今後も勉強していってほしいものです。
世界遺産「楽山大仏」(中国)
登録名は「峨眉山と楽山大仏」(がびさんとらくさんだいぶつ)。 楽山大仏は、巨大な石仏で、顔は100畳、高さは71m。713年から岩山を掘りはじめ90年かけて造られました。当時の多くの大仏が国家によって造られたのに対して、楽山大仏は民衆の力で作られたそうです。 峨眉山は仏教聖地のひとつで、地域一帯が聖地とされたことから大規模な開発がなされず自然が非常に良い状態で保たれています。自然的側面も評価され複合遺産として登録されています。
第6回松本安曇野住宅建築展の御礼(林建築設計室、長野県)
【今週のコラム538 林 隆)】 7月20日(金)の夕方〜22日(日)まで、松本市美術館で開催しました。約300名もの方にご来場いただきまして、本当にありがとうございました。 オープニングパーティー、盛り上がりました。会場準備のあとのビールは最高でした。 会場は、9人のメンバーのパネルを壁に展示し、中央には模型、そして茶室「待庵」の原寸大の模型を作り内部空間(広さ、高さ)を体感していただきました。今年の会場構成は藤松さんでした。 今年のテーマは「市中山居」。私は2軒の住宅を「軽井沢に住む」「安曇野に住む」と題して表現してみました。建築写真家の林広明さんも応援に来てくれました。 子供ワークショップ 「インスタント建築・布でかくれんぼ」 最終日の午後には、ギャラリートーク。出展者全員による作品の解説と質疑応答を行いました。 夏のお祭りも終わり、最後に出展者9人で記念撮影をしました。毎年夏に開催しているこの住宅建築展も6年続けてきました。毎年多くの皆様にご覧になっていただきまして本当に嬉しく思います。私たちは建築設計に携わる同業者ですが、実はライバルでもあります。皆が今年はどんな手を使って表現してくるのか、とても興味深く刺激的な3日間です。自分にとっては勉強をさせていただいている場でもありメンバーには感謝しています。 ご来場いただきました多くの皆様、準備や片付けをいっしょにやってくれた各事務所のスタッフのみんな、そして出展したメンバー、お世話になりまして本当にありがとうございました。来年の夏には第7回目を開催する予定です。またお会いしましょう。