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作成者別アーカイブ: 林 隆
玄関土間 (住宅紹介91)
「黒壁の家」(長野県松本市、2011年) 玄関に入るとそこは”土間空間”になっています。お招きする場所として、物を置く場所として、作業ができる場所として多目的に使えます。 趣味の自転車が壁にセットされ、毎日通勤に使う自転車もここに置かれています。
週末住宅 in 白馬村 (住宅紹介90)
「矩勾配の家」(長野県白馬村、2010年) 白馬村に建つ小さな週末住宅です。 夏は避暑・冬はスキーの拠点として、そして友人を招きバーカウンターでお酒を楽しむ家。 先日建築主さんに会って聞いたところ、すでにまわりは雪でまっ白だそうです。
別荘 in 蓼科高原 (住宅紹介89)
「高原の風が吹抜ける家」(長野県茅野市・蓼科高原、2004年) 高原に建つ別荘です。 大きな開口部を全開することができて、外部と内部がつながり一体的な空間になります。 写真は秋の様子ですが、これからの雪景色もいいものです。
「屋外リビングの家(松本市)」竣工 【今週のコラム517】
12月17日(土)の朝竣工引渡しになり、その週末を利用して新居へのお引越しをしていただきました。設計の初期の段階で重要視した点は、敷地と道路にある高低差の有効利用、土地形状の特性を活かした配置計画、明快なゾーニングと合理的な動線計画、北側の歩道にある桜並木を室内の随所から見えるようにしたい、2階から南方向に見える松本市街の眺望を活かしたい、そして長期優良住宅の認定を受ける、というようなことでした。 建物の配置にはいくつかの可能性がありましたが、居間に続く半屋外空間のあり方、建物とガレージの関係、玄関と勝手口の位置付け、ゲストルームの独立性、水廻り一式と物干し場所の近い関係性、などを総合的に検討して最終案に至りました。 南側の日当たりのいい場所に、「屋外リビング」と呼んでいる”外と内を結ぶ中間領域”があります。その場所の一面はリビングと、もう一面はゲストルームと接しています。そして残りの二面は庭とつながっていて、そこには全面開放できるガラス戸が装備され、建具の開閉によって外部になったり内部になったりします。夏は建具を開放して屋根付きテラスのようなイメージ、冬は建具を閉鎖してサンルームにようなイメージで、暮らしの中で多目的な役割を果たすことができそうです。 設備的には太陽光発電や深夜電力蓄熱型の輻射暖房などにより、将来にわたるランニングコスト低減を図っています。来春、歩道の桜並木に花が咲く頃、敷地内にも植栽工事を行う予定です。見る庭・活動する庭・玄関の前庭が建物を囲み建築計画が完結します。(林 隆)
不思議な階段 (住宅紹介88)
「格子の家」 (長野県安曇野市、2008年) 住宅の階段です。 床と壁と天井の仕上げは漆喰塗りで、一素材・一色彩の”境界のない空間”。 時間・季節・天候によって違う表情を見せてくれる「光」が主役で、「建築」は脇役になっているような気がします。
展望風呂 (住宅紹介87)
「展望の家」(長野県松本市、2008年) 3階建てRC造住宅の3階に大きな浴室を造りました。コーナーのサッシを全開することもできて眺望を楽しむことができます。 日本テレビ「スッキリ!」で2010年3月に放映されました。
今年もあと2週間 【今週のコラム516】
早いもので今年もあと2週間余りとなりました。年賀状のデザインをどうしようか考えているところですが、少々早い年末モードで一年間を振り返ってみます。facebookを始めてちょうど半年になりました。まだわからないことばかりですが、友達が200人、そしてfacebookページの「いいね!」を押してくださった130人の方に応援をしていただいています。ご縁がありまして本当に嬉しく思います。ありがとうございます。おかげさまで最近は早起きが定着してきて健康的(?)な毎日です。 設計監理でお世話になり今年竣工した建築です。 「小さな離れ」(松本市、6月竣工、離れのリノベイション) 「長い切妻の家」(千曲市、6月竣工、ご実家の隣の敷地に建つ) 「らせんの家」(松本市、7月竣工、間口が狭く奥行きのある敷地に建つ) 「光と風と休息の家」(松本市、7月竣工、二世帯住宅) 「黒壁の家」(松本市、10月竣工、新しく造成された敷地に建つ) 「家族が集う家」(松本市、10月竣工、長く住み慣れた敷地での建て替え) 「回廊の家」(辰野町、11月竣工、二世帯が別々に二棟を新築) 「光のうつろうコートハウス」(松本市、12月竣工、敷地の四方を囲まれた住宅地に建つ) 「屋外リビングの家」(松本市、12月竣工、家の前の歩道は桜並木) 設計期間としては半年~2年、工事期間は6~10ヶ月を要していまして、建築主さんには長い間お世話になりまして本当にありがとうございました。 今週末には、「屋外リビングの家」のお引き渡しと、設計が進行中物件の打合せが予定されています。ゆっくりと飲んでもいられずに、これからラストスパートです。そして年末年始のお休みはちょっと長めにいただければと考えています。(林 隆)
白いシンプルな空間 (住宅紹介86)
「重なる柱状の家」(長野県安曇野市、2010年) 壁も天井も漆喰塗りです。暮らしの中で人や家具が主役になれるように、建築的にはシンプルな白い空間になっています。控えめで主張のないデザインを目指しています。グッドデザイン賞(住宅部門)をいただきました。(林 隆) 詳しくは、林建築設計室 公式サイトhttp://www.h-a.jp をご覧ください。
混構造のコートハウス (住宅紹介85)
「庭を内包する家」(長野県長野市、2006年) 1階がRC造、2階が木造の混構造の住宅。敷地をフルに使って中庭を設ることにより、プライバシーを守りながら光や風も感じられる暮らしを目指しました。(林 隆) 詳しくは、林建築設計室公式サイト http://www.h-a.jp をご覧ください。
玄関と軒下空間 (住宅紹介84)
「家族が集う家」(長野県松本市、2011年) 玄関へのアプローチと1台分のガレージがひとつの軒下空間に。雨にぬれずにクルマから玄関へ。そして信州ではこの季節に毎朝フロントガラスへ霜がおりるのですが、それを防げるために毎朝がとっても楽です。(林 隆) 詳しくは、林建築設計室公式サイト http://www.h-a.jp をご覧下さい。