カテゴリー別アーカイブ: 今週のコラム

今年もあと2週間 【今週のコラム516】

 早いもので今年もあと2週間余りとなりました。年賀状のデザインをどうしようか考えているところですが、少々早い年末モードで一年間を振り返ってみます。facebookを始めてちょうど半年になりました。まだわからないことばかりですが、友達が200人、そしてfacebookページの「いいね!」を押してくださった130人の方に応援をしていただいています。ご縁がありまして本当に嬉しく思います。ありがとうございます。おかげさまで最近は早起きが定着してきて健康的(?)な毎日です。 設計監理でお世話になり今年竣工した建築です。  「小さな離れ」(松本市、6月竣工、離れのリノベイション)  「長い切妻の家」(千曲市、6月竣工、ご実家の隣の敷地に建つ)  「らせんの家」(松本市、7月竣工、間口が狭く奥行きのある敷地に建つ)  「光と風と休息の家」(松本市、7月竣工、二世帯住宅)  「黒壁の家」(松本市、10月竣工、新しく造成された敷地に建つ)  「家族が集う家」(松本市、10月竣工、長く住み慣れた敷地での建て替え)  「回廊の家」(辰野町、11月竣工、二世帯が別々に二棟を新築)  「光のうつろうコートハウス」(松本市、12月竣工、敷地の四方を囲まれた住宅地に建つ)  「屋外リビングの家」(松本市、12月竣工、家の前の歩道は桜並木)  設計期間としては半年~2年、工事期間は6~10ヶ月を要していまして、建築主さんには長い間お世話になりまして本当にありがとうございました。 今週末には、「屋外リビングの家」のお引き渡しと、設計が進行中物件の打合せが予定されています。ゆっくりと飲んでもいられずに、これからラストスパートです。そして年末年始のお休みはちょっと長めにいただければと考えています。(林 隆)

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【今週のコラム515】 「光のうつろうコートハウス(松本市)」竣工

   松本城や図書館へ徒歩圏内の敷地に建つ木造2階建ての家が竣工し、12月2日の夕方に引き渡しになりました。建築主さんと出会った頃はまだ土地を検討している段階で、何回か完成見学会にもお越しいただいていました。そして購入候補の土地が見つかり、私もいっしょに確認をさせていただいた後に敷地が決まり設計がはじまりました。    閑静な住宅街で隣家が接近していることから、光を心地よく室内に導入することと、周囲からの視線を遮りプライバシーを守ることの、相反するふたつの要素の両立が設計上の大きなテーマでした。敷地の特性を手がかりに導き出された建物・庭・駐車スペースの配置関係、中庭を囲むような平面形、天井高に変化のある断面の工夫によって組み立てられています。  外観的に高さの異なる3つの箱状の空間を、コの字型に配置して中庭を設けました。その3つは、平屋のゾーン(キッチン)、2階建てのゾーン(個室郡と水廻り)、その中間的な高さの平屋ゾーン(居間)という構成。中庭を囲む明快なゾーニングと、居間を最も環境のいい場所に据えることが重要でした。居間の天井高は3.5m確保され、高いところに設けた窓からは光と風が心地よく入ってきます。白い壁と木質を基調としたシンプルな内装は、光を演出する背景になっています。そこに映し出される光と影は、季節や時間の流れと共に移ろいながら暮らしを豊かなものにしてくれることでしょう。  日々の生活上の基本的なプライバシーはしっかりと守られていて、大事な場所に設けてある小窓からは、遠くの山並みをちらっと望むこともできます。山の頂には日に日に雪が増してきました。シンボルツリーだけは植えることができましたが、生垣や芝生・下草類は来春のお楽しみとして残してあります。そしてその頃には新しいご家族も誕生されて、より一層楽しく賑やかに暮らしていたける事を願っています。   【2011年12月8日、林 隆】

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【今週のコラム514】 結婚式はフィレンツェで。

  2001年4月から続いている【今週のコラム】です。いつも読んでいただきまして本当にありがとうございます。2007年1月に以前のブログへ移転をし、今回が2回目の移転になりました。この林建築設計室 公式ブログ内で継続していきたいと思いますので、今後もよろしくお願いします。 数日前に、イギリスへ交換留学している娘から「イタリアにいる友人のところへ遊びに来ている。」というメールが届きました。写真はよかったのですが、訳のわからない謎の一文が添えられていました。「結婚式はフィレンツェでしようと思う。」 ・・・・・何を考えているのやら。親バカで失礼しました。 【No.514(2011.12.02) 林 隆】   

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