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世界遺産「古都トレド」(スペイン)

トレド大聖堂などタホ川に囲まれた旧市街全域が「古都トレド」として世界遺産に登録されています。 16世紀までスペイン王国の宮殿が置かれた地で、マドリードに遷都された以降も、芸術・文化の先進地として変わらぬ景観が保たれています。 キリスト・イスラム・ユダヤ教徒が共存し、様々な様式の建築物が建てられました。また民族融合は、軍事・農耕・医学・芸術など高い文化水準を生み出したと言われています。 斜面には中世の住宅群が建ち並び、16世紀で時を止めたような街並みですね。「町全体が博物館」とも言われ 現在の人口は8万人、奈良市と姉妹都市になっています。ギリシア人の画家エル・グレコが定住して活躍した町としても知られています。

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