月別アーカイブ: 10月 2012

「K内科医院新築(松本市)」着工しました

今日10月31日「K内科医院新築」の地鎮祭が行われました。約2年間にわたる設計期間を経て、いよいよ着工します。敷地全体の有効活用や駐車場と建物の関係性など、配置計画については多くのパターンの検証をして最終案に到達しました。建物の輪郭をテープで位置出しして、その中を歩いてみながら空間をイメージしてみました。来春竣工の予定です。            

カテゴリー: 日々の活動・建築・風景 | タグ: | コメントをどうぞ

10月が終わります(林建築設計室、長野県)

【今週のコラム546 林 隆】 今スケジュール帳を見ながら、あと1日で終わる10月を振り返っています。地鎮祭が3物件ありました。7日に「炉壁をつつむ大屋根(辰野町)」、25日に「階層の家(松本市)」、そして明日31日に「K内科医院(松本市)」と続きました。 実施設計を終えてから着工までには、いろいろな準備があり時間がかかります。まずは施工会社に見積りを依頼をし、その後見積内訳書を受け取ります。設計内容と金額の妥当性について確認をし、状況によっては多少設計内容の見直しをして金額調整もします。その後、建築主さんと施工会社との間で工事請負契約を締結し、それから地鎮祭、着工へという流れになります。その期間と並行して、建築確認申請書を検査機関に提出し審査を経て書類が決裁になります。RC+木造の混構造物件も何とかズムーズに審査が進み助かりました。 また「回遊する家(辰野町)」の実施設計が完了し着工に向けて準備中。そして来春以降着工予定の建築の基本設計や実施設計が進行中です。10月は、3日間だけお休みをいただきました。その内2日間は同窓会で八ヶ岳方面へ、あと1日はイタリア車のイベント(富士トリコローレ)へABARTHで出動。富士山を見ながらリフレッシュしてきました。この1ヶ月は気候の変動も大きくあっという間でしたが、クライアントさんには感謝の気持ちでいっぱいです。11月もよろしくお願いします。  

カテゴリー: 今週のコラム | タグ: | コメントをどうぞ

「階層の家(松本市)」着工しました

長野県松本市に建つ「階層の家」、着工しました。 傾斜する地形の周辺環境、敷地には何段階かのレベル差があります。 建物の内部空間は、4層スキップフロアーによる明快なゾーニングと動線計画。 敷地の利用方法、そして内部空間が、それぞれの「階層」によって構成れています。            

カテゴリー: 日々の活動・建築・風景 | タグ: | コメントをどうぞ

実施設計完了「回遊する家」(長野県辰野町)

「回遊する家」の実施設計が完了しました。敷地は長野県辰野町。 周辺環境と敷地形状から導き出された、シンプルな平面形状の平屋の住宅。水平方向に広がり高さに変化のある一体空間を中心に、住まいとしての機能が回遊動線によって結ばれています。 着工に向けて、施工会社さんへ見積りをお願いして、役所への申請手続きの段階に入りました。            

カテゴリー: 日々の活動・建築・風景 | タグ: | コメントをどうぞ

オリジナル製作の薪ストーブ

来春竣工予定の住宅に、オリジナル製作の薪ストーブを設置する予定です。 そろそろ煙突の正確な位置やデザインの最終決定をするタイミングになり、いつもお願いしている山林舎の児玉さんの工房へ打合せに行ってきました。斬新なデザインであり、かつシンプルなディティールを追求するだけでなく、薪の燃え方と見え方、煙の流れ、空気の流入と流出の調整方法、煙突掃除や灰の処理などメンテナンスのことまで、まさに炎の気持ちになって考えられています。 一台は、シンプルな直方体で扉以外の3面が、ガラスになるデザイン。もう一台はコンクリートの壁に取り付けて脚がないため、鉄のBOXが浮いたようなイメージになります。 施工会社の監督さん、詳細の打合せが必要ですのでよろしくお願いしますね。            

カテゴリー: 日々の活動・建築・風景 | タグ: | コメントをどうぞ

実施設計完了「音楽とふれあう家」(長野県松本市) 

「音楽とふれあう家」の実施設計が完了しました。敷地は長野県松本市。 楽器を演奏して楽しむことができてシアタールームにもなる専用の部屋があります。その音楽室・居間・和室の3室が、縁側を介して中庭をコの字型に囲むコートハウス型の配置になりました。 土地や既存建物利用の関係から、着工は来年の予定です。            

カテゴリー: 日々の活動・建築・風景 | タグ: | コメントをどうぞ

実施設計完了「K内科医院」(長野県松本市)

K内科医院の実施設計が完了しました。敷地は長野県松本市。 患者さんの駐車場と職員用の駐車場の位置関係、アプローチする人の動線と車の動線の分離、メインの玄関とふたつの通用口のあり方など、敷地全体の総合的な配置計画になっています。 現在は施工会社に見積りをお願いしたり、役所へ申請関係の手続きをしたり、着工に向けて準備中です。            

カテゴリー: 日々の活動・建築・風景 | タグ: | コメントをどうぞ

「炉壁をつつむ大屋根(辰野町)」着工しました

長野県辰野町に建つ「炉壁をつつむ大屋根」、着工しました。 家の中心に象徴的な炉壁と薪ストーブ                       1階と2階の緩やかなつながり                          回遊する動線                                  内と外を結ぶ中間領域(土間、縁側、デッキ)                   瓦葺きの大きな屋根が内部空間を優しく包み込みます。              

カテゴリー: 日々の活動・建築・風景 | タグ: | コメントをどうぞ

「ゆるく仕切る家(富士見町)」着工しました

長野県富士見町に建つ「ゆるく仕切る家」、着工しました。敷地は標高がちょうど1000m、八ヶ岳の山並みを望むことができます。 敷地形状と周辺環境から導き出された                       細長い平面形状。                                内部は一枚天井の大きな空間になっています。                   そこに箱状の収納部を置くことにより                       ゆるく仕切られた個々の居場所ができあがります。                

カテゴリー: 日々の活動・建築・風景 | タグ: | コメントをどうぞ

「流れを生むリノベーション(池田町)」竣工(林建築設計室、長野県)

【今週のコラム545 林 隆】 「流れを生むリノベーション」竣工しました。長野県北安曇郡池田町に建つ、築20年の住宅の間取り変更を伴うリノベーションで、現在の暮らしに対応できる空間へと蘇ることができました。 建築主さんとの最初の出会いは、ちょうど2年前の9月、オープンハウス(住宅の完成見学会)にお越しいただいた時でした。それから設計期間1年半、工事期間半年を経て、9月25日に竣工引き渡しになりました。 コンセプトは、空間を再構成することによって、いろいろな新しい<流れ>を生み出すことでした。 シンプルで軽快な「動線」                            住み継いでいく「時間」                            日々の生活を楽しむ「音楽」                           季節を感じる心地よい「風」 建築主Yさん、施工会社の現場監督Sさん、そして工事に携わっていただいた多くの皆様方、お世話になりまして本当にありがとうございました。 工事前の北側外観。 屋根は瓦、外壁はモルタル吹付け、冬はとても寒い家でした。そして何よりも間取りにいろいろな課題があることから、今回の家づくりがスタートしました。   間取りを見直し、内外装だけでなく温熱環境・構造についても強化しました。1階中央部分のキッチンコート、2階中央のシアタールームからは、北アルプスの山並み望むことができるようになりました。   アイランド型キッチンと食卓テーブルは、一直線に南北に長く並び、その両端には大きな開口部が設けられています。  

カテゴリー: 今週のコラム | タグ: | コメントをどうぞ