上伊那郡 辰野町の住宅「炉壁をつつむ大屋根」が竣工しました。
周辺には住宅や土蔵が建ち並び、西と東に伊那谷の綺麗な山並みを望む場所での新築計画。大きな変形切妻屋根、瓦葺き、白い外壁、深い軒下空間が特徴です。
内部空間は細かく仕切らずに、各領域が緩やかにつながる事を意識したプランになっています。平面的な広がりと、吹抜けを介した立体的な広がりがあり、家の中心には象徴的な薪ストーブが据わっています。
全面道路から見える東側外観。勾配屋根は背後に見える山並みと呼応しています。
深い軒下空間。その一部が玄関です。
オリジナル製作の薪ストーブ。3面がガラス でいろいろな場所から炎を見て楽しむ事ができます。
ご家族の想いがいっぱい込められた家が竣工しました。建築主さん、施工会社の現場監督さん、そして工事に携わっていただいた多くの皆様方、お世話になりまして本当にありがとうございました。
林建築設計室 公式サイト http://www.h-a.jp