松本市で工事中の「三角屋根の家」上棟式が執り行われました。
閑静な住宅地での新築計画で、敷地の南には公園があります。
1階が鉄筋コンクリート造、2階が木造の混構造の住宅で、一部の大スパン部分には鉄骨梁も併用しています。シンプルな形態・間取り・構造を目指し、構造がそのまま室内空間の意匠として表現されています。1階はコンクリート打放し、そして2階は木造の繰り返す架構をそのまま見せる計画です。
建て方は、木造の山形フレームを地上で組み、ワンスパンづつクレーンで持ち上げるという手順で行われました。梁だけの状態の空間に入ってみて、低い階高や屋根勾配の設定をはじめて体感することができました。いいバランスです。
建築主さん、上棟おめでとうございます。11月の竣工に向けて工事が安全に進みますように。
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