2月8日(土)の大雪、実はその日は都内にいて松本へ戻る予定でしたが、帰路がとんでもない珍道中になってしまいました。午後の段階で中央道の八王子〜中津川間が通行止めに。
(首都高速はほとんどクルマが走っていませんでした)
夕方、八王子まで行き一般道に出たのですが、全くクルマが動かないのです。スマホで調べてみると、なんと山梨の国道20号が雪のため数十台が立ち往生して通行止め、になっているではありませんか。あきらめて都内に戻り急きょ一泊することにしました。
翌日も、なかなか中央道と国道20号が開通せず、昼まで待ったのですが時間的に限界。東名高速で御殿場ICまで行き、そこから一般道で富士五湖周辺を通り甲府へ抜ける手段をとりました。
(静岡県御殿場市の足柄サービスエリアも、かなりの雪)
(山中湖、空が明るくなってきました)
(山梨県南都留郡鳴沢村 道の駅 なるさわ にて)
青木ヶ原樹海をぬけ、甲府までは何とかたどり着いたのですが、そこからの国道20号が大渋滞。小さな上り下りで大型トラックが立ち往生してしまうのですね。チェーンの跡によるカタゴト道をもうのんびり行くしかありません。
(韮崎市 付近)
コンビニではトイレ休憩と食料の確保ができて助けられました。どこもおにぎりは完売でしたが。
長野県富士見町に入ったら、国道の除雪は完璧で、道路のアスファルトが見えている状態に。そこからはスムーズに、積雪50㎝の松本まで帰って来ました。
9日(日)に予定していた仕事(打合せ)も延期、建築主Sさん、大変失礼しました。松本市美術館での講演会にも参加できませんでした。
12時に都内を出発して松本に着いたのは22時、ちょうど10時間の旅でした。思い切って東名高速を使って名古屋経由の方が早かったようです。また上信越道の開通を待って、軽井沢〜三才山峠越えもあり得たかもしれません。
しかし翌日の情報ではもっと大変だった人もいたようで、都内から松本まで12時間、22時間、32時間を要した人の話を聞きました。大雪は台風や地震のように災害といえるかもしれませんね。改めて除雪のありがたさを感じました。
教訓「雪が降ったら一般道はダメ。遠回りをしても(開通している)高速道路を使いましょう!」
あまりにも珍しい体験でしたので記録しておきます。
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