広場に建つ、鐘楼(ピサの斜塔)、大聖堂、洗礼堂、墓所回廊などの建築群を含めた、「ピサのドゥオモ広場」として、世界遺産に登録されています。
鐘楼は、1173年に建築工事が始まり軟弱地盤のせいで着工当初から傾き始め、完成までに約200年かかっています。 8階建て、高さ55m、円筒形の外径は約20m、内径は約4.5m。オリジナルの設計は100mくらいの高さでしたが変更され、世界で最も有名な「不同沈下の事例」として今の姿を保っています。地質学者によると、あと300年は倒れる危険がないという見解が示されているようです。