実施設計を終えました【土間を囲む家】松本市

「土間を囲む家」の実施設計を終えました。敷地は長野県松本市。

室内 〜土間 〜 軒下空間 〜庭 へのつながり方に特徴があります。家の中心に構える土間は、季節や天候によって、外になったり内になったりするような暮らしをイメージしています。階段、階段下のワークスペース、吹抜け、薪ストーブ、そして食堂や畳コーナーとの関係性について、機能とデザインの両面から検討を重ね、最終プランに至りました。

 

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実施設計完了しました【光を呼ぶオープンフロアー】長野県松本市

「光を呼ぶオープンフロアー」の実施設計を終え、着工に向けて準備中です。敷地は長野県松本市の閑静な住宅地。

南北に細長い敷地形状のため、南の外部空間(庭)と室内空間をどのように関連付けて組み立てるかが大きなテーマでした。南面する最も環境のいい場所を吹抜けの居間に。そこを起点として、1階はダイニング〜キッチンへと続くひとつの空間で、2階は開放的な階段を経て個室へとつながっていきます。

隣地からのプライバシーを守りつつ、光と風を感じながら気持ちよく暮らせる住まいを目指しています。

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オーダーメイドの薪ストーブ

家をつくり、薪ストーブを導入するケースがよくあります。どうしてこの暑い夏に薪ストーブの話なの?ということになりますが、お伝えしたい事があります。長文になりますが、ぜひお付き合いください。

住宅のプラン、生活スタイル、家族構成、薪の調達方法などによって、「薪ストーブ」の位置づけも変わってきます。そこで大きなポイントは2点。

ひとつは、暖房器具として主暖房と考えるか(薪ストーブのみ)、薪ストーブはサブ的に考えて他の暖房設備と併用するかどうかの選択。長野県のような寒冷地でも、建物の断熱性能を上げることによって両方のパターンが可能になります。

もうひとつは、既製品(多くのメーカーが製品化しています)でいくか、オーダーメイドの薪ストーブにするかという選択。既製品でもオーダーメードでも、主暖房になり得ます。

「オーダーメイドの薪ストーブ」というと特殊なケースのように思われるかもしれませんが、林建築設計室では、今までに18軒の住宅での実例があります。機能とデザインの両面から検討しますので、その結果、個性的なオンリーワンのストーブが誕生します。

ストーブ工房・山林舎の児玉新時さんと連携して、住宅のプランの段階から打合せを重ね、その空間にふさわしいデザインを求めてきました。ここで実例写真を紹介させていただきますね。

風の流れる家(上田市)

第1号です。       居間と食堂のまん中に、ストーブと階段を配置。

 

 

 

高原の風が吹抜ける家(茅野市)

大自然を背景に、オブジェのように。

 

 

 

見える家(東御市)

玄関からも、居間からも、食堂からも、階段からも炎が見えます。

 

 

 

望む大屋根(箕輪町)

コンクリートの壁と融合したデザイン。蓄熱効果もあります。

 

 

 

 

 

 

 

重なる柱状の家(安曇野市)

場所に合わせて変形した形状。真下に薪を置きます。

 

 

 

 

炉壁を包む大屋根(辰野町)

浮いたイメージ。脚がなくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

階層の家(松本市)

正面と背後の2面がガラス、このパターンが一番多いです。

 

 

 

 

突然のことですが、長い間いっしょに家づくりをさせていただいた児玉新時さんが、病気療養中のところお亡くなりになりました。残念でなりません。何回も工房へお邪魔しました。何回もうちの事務所へ来てくださいました。何回も工事現場でお会いしました。入院中の病室では本当にお元気でしたので、またお仕事に復帰されると信じていました。先日お手紙をいただきましたのでお伺いしようと思っていたところでした。

児玉さんは、いつも話が長くて止まりませんでしたね。大きな方針からディティールに至るまで、炎の気持ちになってストーブを設計し製作されましたね。そして建築家が何をしたいのかを常に感じ取ってくださいました。無理な相談やお願いをすればするほど、テンションが上がってきて時間を忘れて熱い議論になりました。何もないところから創造していく”ものづくり”の楽しさと大変さについて、私も児玉さんから教えていただき、励まされもしました。本当にありがとうございました。創っていただいたストーブは、クライアントさんの暮らしをずっとずっと暖かく守ってくれることと思います。

このブログを書きながら、携帯電話番号の登録をはずしました。児玉さんゆっく休んでください。ここに謹んでご冥福をお祈り致します。後継者の竹内さんと新しいプロジェクトもはじまっています。今までお世話になったクライアントさんのメンテナンスも含め、山林舎さん引き続きよろしくお願い致します。(林 隆)

 


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実施設計完了しました【庭を囲む平屋】長野県茅野市

「庭を囲む平屋」の実施設計を終えました。敷地は長野県茅野市。

敷地形状、方位、隣家との関係性、玄関へのアプローチ方法から、建物の配置が決まりました。敷地のまん中に庭をつくるイメージで、建物とガレージが庭を囲みます。シンプルな片流れ屋根の軒は、深く、低く、見えるように断面計画を練りました。

施工会社への見積り依頼と、役所への申請手続きを同時に進めながら、着工に向けて準備をしています。

 

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三角屋根の家(長野県松本市)上棟しました。林建築設計室

松本市で工事中の「三角屋根の家」上棟式が執り行われました。

閑静な住宅地での新築計画で、敷地の南には公園があります。

1階が鉄筋コンクリート造、2階が木造の混構造の住宅で、一部の大スパン部分には鉄骨梁も併用しています。シンプルな形態・間取り・構造を目指し、構造がそのまま室内空間の意匠として表現されています。1階はコンクリート打放し、そして2階は木造の繰り返す架構をそのまま見せる計画です。

建て方は、木造の山形フレームを地上で組み、ワンスパンづつクレーンで持ち上げるという手順で行われました。梁だけの状態の空間に入ってみて、低い階高や屋根勾配の設定をはじめて体感することができました。いいバランスです。

建築主さん、上棟おめでとうございます。11月の竣工に向けて工事が安全に進みますように。

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蓼科の別荘へ訪問しました 

先日、12年前に設計をさせていただいた茅野市・蓼科高原に建つ別荘へ訪問しました。施主さんとは久しぶりにお会いしたのですが、お元気そうで何よりです。周辺の樹木が成長したために数十本伐採をされたようで、それがストーブ用の薪になっていました。

外壁は板張りですが、何年かに一度のペースで塗装のメンテナンスをしていただき、とても綺麗に維持されています。傾斜する敷地に浮くようなイメージのデッキがあるのですが、その一部に劣化している箇所があり手直しをしたほうがいい状況でした。

雨や雪がかかり、特に日当りの悪い箇所が劣化していて、同じデッキ材でも環境の違いによって状態がだいぶ違うようです。手直しの方法や材料選定、工事範囲やコストについて現在検討中です。

当時「リビング信州」という雑誌に掲載されたのですが、それを見ながら楽しい時間を過ごさせていただきました。取材の時、お腹の中にいた赤ちゃんが今は小学4年生。施主さんも私も今よりは多少若かったようです・・・。

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工事現場での打合せ

安曇野市で工事中の「田園と向き合う家」。建築主さん、現場監督さん、植栽工事の庭屋さん、カーテン屋さんが現場に集まって打合せをしました。

工事の進行状況と共に、植栽計画の確認、カーテンやプリーツスクリーンの決定。そして竣工までの最終的なスケジュールを確定し、購入家具(イスやテーブル)の確認もさせていただきました。

建築主さんは現在横浜にお住まいです。いつも午前中の打合せのために、かなり早い時間に出発して現場までお越しいただき、ありがとうございます。秋から安曇野での新しい暮らしがはじまります。竣工に向けて着実に工事は進み、近いうちに外部足場が解体される予定です。

 

事務所内では、この秋着工物件の実施設計最終調整をしているところです。

・庭を囲む平屋(茅野市)

・光を呼ぶオープンフロア(松本市)

・土間を囲む家(松本市)

 

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仕事を再開しました 林建築設計室

お盆休みも終わり今日から仕事を再開しました。久々の長いお休みは駒ヶ根、東京、蓼科八ヶ岳そして松本近辺を行き来してリフレッシュ、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますね。

余韻に浸る間もなく今週はエンジン全開でスタートします。実施設計のまとめをして施工会社へ見積りの依頼、施主さんと基本設計の打合せ、工事進行中の現場で施主さんとの打合せ、そして週末には上棟式も控えております。どうぞよろしくお願いいたします。

先日は、12年前に設計をさせていただいた茅野市 蓼科高原の別荘へお伺いしました。木立の中は涼しくて爽やか、施主さんも建物もお元気で何よりです。ありがとうございました。

 


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お盆のお休み

8月13日(火)〜18日(日)まで、夏期休暇をいただいております。

よろしくお願いいたします。

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秋の着工に向けて

住宅の設計をさせていただく際、敷地内に建物がありそれを解体して建て替えるというケースもよくあります。

現在設計中で今年の秋に着工する予定の、松本市と茅野市の現場では、お盆前に解体工事を終え更地になりました。この段階で地盤調査をして基礎の設計をまとめていきます。


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