タグ別アーカイブ: 見える家

高台に建つ 長野県東御市の家

この家は、長野県東御市の浅間サンラインからよく見える高台に建っています。 林建築設計室が設計をさせていただいた住宅の中でも、幹線道路からよく見える場所のため、「あそこに建っているあの家」ということでよく話題にもなります。設計者は知られていなくても、家の存在が知られていることはとても嬉しいことです。 先日竣工引き渡しになった上田市の住宅の建築主さんも、実は林のことを知っていただくきっかけになったのが、この家でした。               見える家 http://www.h-a.jp/Ni/Ni.htm 低くおさえられたプロポーション、黒い板張りの素材感、木製サッシ、大きく育ってきた樹木などが外観的な特徴です。 林建築設計室 公式サイト http://www.h-a.jp 林建築設計室 facebookページ https://www.facebook.com/ha.japan 長野で遊ぼう facebookページ https://www.facebook.com/naganode

カテゴリー: 住宅紹介 | タグ: , | コメントをどうぞ

居間と食堂、家具の置き方(長野県松本市の建築設計事務所)

「見える家」 (長野県東御市、2007年) 【住宅紹介125】 小高い丘の上に建っている家です。室内からは目の前に広がる風景を見下ろしながら、遠くの山並みを一望することができます。 室内空間を組み立てていく段階で、”必要な所に窓をつくる”のと同時に、”必要な所に壁をつくる”、ように意識しています。そして天井の高さ設定がとても重要です。 写真の家は、居間と食堂の位置関係を少し「ずらす」ことによって壁ができ「たまりの場所」をつくっています。その場所には螺旋階段とソファーが置かれ、居間と食堂の領域を緩やかに分離しています。 居間のソファーは、壁を背にした落ち着いた場所に据えられ、そこからは庭や遠くの景色・薪ストーブの炎・テレビを同時に見ることができるベストなポジションです。 食卓テーブルは、キッチンとのつながり方を重視し、外の景色も楽しむこともでき、あえて天井を低目にすることによって落ち着いた雰囲気になっています。広さ、高さ、色彩、素材感、照明計画などやはりバランスが大事ですね。 設計段階で、購入する予定の家具(テーブル、イス、ソファーなど)や電化製品(テレビ、音響機器など)の位置や大きさを想定しながら、照明器具の位置や高さまで整えていかれることをオススメします。  

カテゴリー: 住宅紹介 | タグ: | コメントをどうぞ